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みんなの「活動報告」ブログ


第45回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(海淀区北部巡り)

2017/07/10 15:41
7月度の北京あんてぃーく倶楽部活動報告になります。

この季節にならないとオープンしない醇親王墓(七王坟)をメインに、海淀区の北部を巡ります。

■日程
7月9日(日)

■スケジュール
0800 ケンピンスキーホテルロビー集合
0900 龍泉寺
1020 醇親王墓(七王坟)
1115 孚郡王墓(九王坟)
1200 昼食
1330 香岩寺(未開放)
1400 広済橋
1600 ケンピンスキーホテル着→解散


北京あんてぃーく倶楽部自体では久しぶりのコースで、14年6月以来ですからもう参加したことがある方はいないかもしれません。ということで、11名の参加で炎天下の海淀区北部を徘徊します。それにしても本当に暑い!もわーんとした暑さでバスから降りると一気に汗が出てきます。
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鳳凰嶺公園の中にある龍泉寺は、遼の応歴元年(951年)創建、明代に整備拡張され、その存在を証明する記載があります。数年前に来た時とは、周りの様相が一変していて、なにやら意味不明な立派な建物が龍泉寺前に立ち並んでいます。
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残念なことに、山門部分を始め、本堂なども修繕中で中を見ることはできませんでした。入り口入ってすぐの見所は、金龍橋です。龍泉寺開山の祖であり継昇和尚がなくなって3年目に作られたと言われています。その下には山から流れ出てくる清らかな川が流れていて、この風景を見るだけでも癒されます。
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本堂が見れないため、裏手に回ってその初代住持継昇和尚の墓塔を見にいきます。他の参拝者も本堂に参拝できないためか、ひたすらこの墓塔の周りを手を合わせてくるくる回っています。写真撮りたい我々にとってはかなり邪魔です(笑)。
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ついで、玄元洞を探します。危うく山登りさせられるかと思われるルートを山奥に突き進んでいくと、大きな岩が横たわっていて、その中がくりぬかれた場所に石仏が彫り込まれていました。
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1時間ほど見て回ったら全身汗まみれです。次の目的地である醇親王墓を目指してバスに乗り込みます。バスの中がギンギンにクーラーが効いてて生き返る思いです。

醇親王墓(七王墳)の場所は、山の中腹のような場所なため、ただひたすら坂道を山に向かって登っていくのですが、クーラー効かせてるからかバスのパワーが弱く、のろのろ運転で、こんなところでエンストされたらという危機感がよぎりましたが、なんとか無事到着。

醇親王奕譞(1840〜1891年)、清の道光帝の第七子で光緒帝の父親に当たります。元々、慈禧太后(西太后)を政治的に支えて来た重臣でしたが、自分の息子が皇帝に建てられることになった時一切の政治的な職位を辞して隠棲します。一つは、咸豊・同治の血に繋がるものから世継ぎを選ばないことで、大問題が起こることが想定されたことと、権力を握れば、必ず西太后に猜疑の目を向けられることを身を以てわかっていたがための「韜晦」でした。

自身の息子が皇帝になってしまったことから自分は権力の座から一切身を引いたわけですが、その墓地の建設費として西太后と光緒帝から銀五万両を賜っています。選ばれたその場所は、唐代の法雲寺跡、金章宗時代の「西山八院」の一つ香山院の跡地だった場所です。同治七年(1868年)に着工して、完成したのが光緒二十六年(1900年)でした。
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現在は、最初の急角度の石段からガタガタで、足元を気をつけながら上っていきます。中央ラインは簡単に整備されているようですが、その周辺は草も伸び放題。
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階段を登りきると、最初に墓碑亭が現れます。柵があり近寄ることはできません。
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その後ろに回り込むと正面に山門、東側の配殿が残っています。山門もクローズしているので、やはり横から回り込まなくてはなりません。
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そこからさらに小門をくぐると、正面に醇親王の墓、左右にその妃の墓が見えて来ます。
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周囲は回音壁のような円形の壁で囲まれています。
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他にも中国人の見学者が来ていて、外国人が珍しいのか随分と写真を撮られました(笑)。
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ついで、同じく道光帝の第九子である孚郡王の墓に向かいます。
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こちらはメインの墓陵には入ることができません。全体としても放置された感じで、荒れ果てています。
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最南端に立派な石橋が残っており、そこから中軸に墓碑亭があり、東西の配殿が残っています。
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早く予算をつけて整備して墓陵を開放してほしいものです。
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予定通りにスケジュールを消化し、昼食タイム。海淀区北部はこのレストランの選定で毎回苦労しますが、今回はかなりレベルの高いレストランで、それまでにかいた汗の分以上のエネルギー摂取ができました。

午後からの後半戦は、香岩寺からスタート。元々未開放だと思っていて、しかも何かの研究所のような場所の中にあるため見れない可能性が高かったのですが、なんとその敷地内までバスですんなり入ることができました。ラッキー!
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しかし、バスを降りた時の日差しの強さと35度を超える気温に、飲んだくれた体が悲鳴をあげます。そこに鞭打って香岩寺まで100mほど歩きます。
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香岩寺。明代の創建。元々は弥勒院と呼ばれてましたが、清の康熙五十九年(1720年)に重建した際に、香岩寺と改名。
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山門、天王殿、鐘楼、鼓楼、東西配殿、大殿と清代の典型的な寺院の規格を持っていますが、全体的にはつい最近修繕したようなピカピカの寺院になっていました。サクッと見て撤収します。

さすがに飲みすぎたか、市内に戻って渋滞に捕まったのとクーラーの効いたバス内が快適だったため眠気が襲って来ます。しばらく気を失っていたら、最終目的地の広済橋に到着。
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広済橋。明の永楽十四年(1416年)の創建。明代、歴代皇帝が墓陵(現十三陵)へ参拝する際には必ずこの橋を通ったようです。元々は清河にかかる橋だったため、世間では清河大橋と呼ばれていました。「元々は」というのは、1984年にこの橋自体が現在の場所に移管されたのです。
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現在の広済橋は、三孔石券橋で、長さ48.04m、幅12.46m。橋の現在の役割は駐車場です。もう何年も前からこの状況です。見るからに残念ですが、しょうがないのでしょうね。プレートも「広済月波」と赤字で書かれたものがあるのですが、そちらも字が消えかかっていました。
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今後、これらの文物やプレートもどのように保管されていくのかわかりませんが、私たちにできることは実際にこうして見て、今の様子を記録に残すことしかないような気がします。

16時ぴったりに出発場所に到着。ついさっきまで食事してましたが、再び反省会で飲んだくれ。今回は、日本に本帰国したメンバーが北京に身辺整理に来たついでに参加してくれたので、他のメンバーも合流。結局昼間より人数増えてますやん(笑)。楽しい1日でした。
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第44回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(雲居寺石経山巡り)

2017/06/21 10:51
6月度の北京あんてぃーく倶楽部活動報告になります。


■日程
6月18日(日)

■スケジュール
0730 建外SOHO A座ロビー集合
0900 石経山(雷音洞)
1115 雲居寺
1330 北京市内着→食事(北平食府)


今月は、およそ6年ぶりに開山した石経山に早速行ってみることにしました。既に5月に石経山を登った友人から「片道1時間の山登り」と聞いていたので、事前に会員の皆さんにはそのことを伝えておいたのですが、35度以上の高温が続くこのタイミングで16名参加がありました。

雲居寺にはここ数年毎年来ていますが、雲居寺の入り口を右折したことはなく、まさにその場所に警察の検問所がありました。随分と厳重な感じです。少しドキドキしてしまいましたが、無事に検問を通過。石経山の入り口はそこから車で3分の所にありますが、おそらくその奥に軍事区域でもあるのでしょう。
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ついに念願の石経山に到着。目の前にそびえるのは普通に山です(笑)。入山料は15元でした。山の麓を鉄道が走っているため、その下のトンネルを潜るように入山していきます。ええ感じです。
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「石経山」の看板をくぐったら、いよいよ山登りです。途中に色々と奇岩があり、一つ一つにその名前と由来が記されています。
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ちょうど中腹くらい、30分ほど歩いたところで休憩所のような寺院が現れます。ここまで登ってくるだけでも息が切れます。
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そこの管理人は全員のチケットを確認後、なぜか先頭を切って登り始めます。いよいよ千年古道です。こちらも途中に聖水井などの見所があります。見所=休憩場所です(笑)。
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我々も負けじと108階段など登りつめると、最初の洞窟にたどり着きました。ここは封鎖されてます。
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そこからわずかに階段を上ると左手に次の洞窟が見えて来ました。なんとそれが目的地の雷音洞。よくよくみるとわずかに先に到着した管理人が雷音洞の門を開けてくれてます。
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なかなかに疲労困憊です(笑)。しばらく息を整えながら、後続が到着するのを待ちます。雷音洞の中に入ると見事な仏像彫刻が施された4つの石柱がすぐに目に飛び込んできます。よくよく目をこらすと、両側と奥の壁に房山石経が埋め込まれていました。
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雷音洞は、隋代に作られたようで、入り口上部には唐の貞観年間の年号が書かれた文字板があります。
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貴重な文献を「石刻」という形で後世に残そうとし、戦火を避けるためにこんな山奥まで運び込んだ当時の人々の偉大なる労苦に想いを馳せざるを得ません。
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雷音洞の両サイドにも洞窟があり、中をのぞいて見ましたが、ぎっしりと石板が詰まっていてとても中に入れるような状態ではありません。振り返ってみると眼下に美しくのどかな風景が広がっています。
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雷音洞より上に登ることは禁止されています。本当は、見たい古塔が2つあるのですが、そこは次の機会ということで、逆サイドにある古井や洞窟を見て回ります。
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9つの洞窟に約4000枚の石板が保管されているとのこと。
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ひとしきり堪能したので下山。下りも踏ん張りながらの石道なので、かなり膝に負担がかかります。参加メンバーは平均年齢高めながらも結構元気です。サクサクと山道を下りきり、ついで雲居寺へ。
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本当はかなり体力を消耗していたので、個人的には雲居寺はもう行かなくても良いかなと、ふと思いましたが、さすがにここまで来て雲居寺に行かないわけには行かないかなーと(笑)。
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参観時間を1時間として、基本的には自由行動。それにしても珍しく参観客が少ない。
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私は初参加及び説明必要な方々と一緒に、中軸線からまずは北側にある雲居寺北塔を目指します。
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なんとなく昨年より塔身が赤茶けた気がしましたが、あいも変わらず美しい北塔がそびえています。遼代の創建。
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その周りを取り囲むように、房山の各地から集められた古塔、石碑が林立しています。
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唐の開元年間のものもあり、実は北塔よりも古いということはあまり知られてません。レイアウトの仕方に問題があるのかな。
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その奥には、清代の高僧の供養塔が三基並んでいます。三公塔と呼ばれています。
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次に、中軸線に戻って、清の嘉慶帝御筆の石碑とその裏の日本軍が残したと言われている弾痕を見て回ります。
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何度行ってもきちんと写真を撮るのを忘れてしまう「龍蔵」も今回はしっかり収集してきました。清代に木版として彫られた77000枚の経典の実物が数十枚程度陳列されています。50元払えば、乾隆年間の本物の木版で拓本をとってくれます。
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最後に南側にある日本軍によって破壊され最近修復が終わった南塔、雲居寺開祖静琬の墓塔、そして、房山石経をスピーディーに見て回り参観終了。
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とにかく暑い、足もだるい。汗もだくだくで喉も渇くで、さすがに夏が近づいてきたなと痛感(体感?)します。帰りのバスに乗り込んだら、北京までの高速が一部通れなくて下道を通る羽目に。結局2時間くらいかかって市内に到着。
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昼食は2時半くらいからになってしまいましたが、北平食府のハイクオリティ北京料理でエネルギーを回復。苦労はしましたが念願の石経山雷音洞を参観できて満足満足の回となりました。
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第43回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(房山巡り)

2017/05/24 08:40
5月度の北京あんてぃーく倶楽部活動報告になります。

■日程
5月21日(日)

■スケジュール
0730 建外SOHO A座ロビー集合
0830 姚广孝墓塔
0900 常楽寺
1000 環秀禅寺
1130 白水寺風景区(石仏、鳳凰亭)
1230 食事(お弁当)
1400 万佛堂、孔水洞石刻及塔
1600 北京市内着→解散

先月が一泊旅行だったので、なんだか久しぶりのPACらしい活動になります。

集合は久しぶりに建外SOHO。初参加の方も数名いましたが、Mさんが二日酔いで半跏思惟像のようになっていた以外は問題なく出発。市内をすんなり抜け、あと15分で最初の目的地に到着するところで地図のナビゲーションミス発生。結局回り道で20分ほど時間ロスして姚広孝墓塔に到着。高徳地図より百度地図を私はオススメします(笑)。
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昨年2月に来たことがあり、何度か入口付近を通過したこともあるため、かなり馴染みの場所。運転手に指示出ししながらナビります。相変わらずの廃墟のような村落の中をくぐり抜けると、一際目立つ古塔が見えて来ました。
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姚広孝(1335〜1418年)、字は斯道、号を独庵老人、長州(蘇州)の人。明の永楽帝の軍師。建文帝から帝位を簒奪することを永楽帝に進言し実行に移した、いわゆる靖難の役の首謀者。その功績により、太子少保の名誉職を賜ります。
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永楽帝の感謝の気持ちが見事に表されているのがこの姚広孝墓塔です。「墓塔」というくらいですから、本人がこちらに眠っております。塔の前には、見事な永楽帝期の石碑が残っています。
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その石碑を見てから塔に近づきます。昨年よりも若干神道部分が整理されたようです。香炉まで設置されてます。塔は明代の塔の特徴を見事に残した九層密檐式です。
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塔正面の上部にプレートがあり、微かですが「太子少保」の文字が見えます。明代の質実剛健な彫刻美はいつまで見ても飽きがきません。到着までの時間ロスが悔やまれます。
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サクッとバスに乗り込み、その常楽村にある常楽寺に行きます。すると、過街楼のところでクレーン車が詰まって動かなくなってて、我々も通ることができなくなってるではないですか。またまた意味不明な時間ロス(涙)。
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結局トンネルとクレーン車の間を縫うように通過して常楽寺へ。この寺については、詳細な情報が見つからないのですが、創建はおそらく明代、推測ですが、姚広孝墓の墓守として村になったのではと思います。現在の寺自体は、特に大殿ですが、若干清代の雰囲気を残しています。
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この日はちょうど何か法要があったようで、大勢の坊さんがうろうろしていました。
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奥の過街楼を全員でチェック。昨年ここにきた時と同じポーズで記念撮影しました(笑)。
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次に、環秀禅寺に行く予定でしたが、山道に入るところで道路の補修工事のため全面通行禁止になっててアウト!
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重いって切りロスしてた時間を取り返したのは良いかったですが残念。気持ちを切り替えて白水寺に向かいます。
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白水寺森林公園というのが正式名称なので、山登りする気合を入れてきたのですが、駐車場から徒歩で15分くらいで目的の白水寺に到着。なんとも拍子抜けです。
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白水寺。別名、白水興隆寺。創建年代は不詳ですが、明の成化元年(1465年)に重修したとの歴史記載があるようです。お寺自体は、花崗岩で作られた梁のない亭閣式の作りになっています。素朴で味わいのある寺院です。
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その中に3体の石仏が安置されており、この石仏こそ元代彫刻で、北京地区に現存する石仏の中では最大のもののようです。上からぎょろっと睨まれてる感じが怖いです。
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白水寺、以上終了。しょうがないので、各人で準備してきた昼ご飯を広げてピクニックランチ。外で食べるご飯ってうまいのよねー。ビールもご持参いただき感謝感謝。一番生気が蘇ります!
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食後は、この白水寺の近くにあるという噂の鳳凰亭を探しに出発。と思ったら、すぐさま道沿いに発見。
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鳳凰亭。石造りの亭の中に、清の雍正年間の石碑が立ってます。黒光りするくらいにピカピカだったので、かなりの年月をかけて触られてきたようです。この辺りは工場地帯で、鳳凰亭の前もパイプラインが走ってます。
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最後は、万佛堂孔水洞へ向かいます。ここも昨年8月に一度きているので、スムーズに到着。ここは現在、ある会社の敷地内になっています。
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万佛堂、孔水洞石刻及塔。寺院の万佛堂部分は唐代創建で、歴代を通じて重建されてきたようです。
噂ではお堂の壁面に素晴らしい壁画があるようですが確認できません。
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その下にあるのが孔水洞。豊富な湧き水をたたえる泉だったようで、南北朝時代の書物である『水経注』にも記載があるようです。近づくとものすごい冷気が漂ってきます。実は、中に6体の石仏があるようですが、残念ながら立入禁止。
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その両サイド、右手に遼代の華塔、左手に元代の密檐塔が屹立しています。元代の密檐塔は彫刻はシンプルで重厚感のある造りになっています。おそらく、高僧達の墓塔的な役割を果たしている供養塔に思われます。
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華塔は、その上層部分が花の蕾のような形をしており、なかなか他に類を見ない造りです。基層部分の彫刻も各面趣向の違うデザインが採用されていてストーリー性を感じます。この塔を見るためだけに毎年来ても良いくらいです。
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残念ながら、隣接してある関帝廟はしまっていて現在立ち入り禁止になっています。
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少し離れたところから、この万佛堂孔水洞と二つの塔を眺めると、美しく整った箱庭のように思えます。随分と暑い日でしたが、最後に一服の清涼感を味わえて幸せでした。

市内には3時前には到着。建外SOHOの無敵家にて反省会。日本酒4本空きました〜。反省しすぎや〜。
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第42回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄・曲陽巡り)2日目D

2017/05/05 17:31
■2日目D
いよいよ石家庄ツアー最後の目的地、河北博物院に到着。なんとか2時間ほど見学時間を確保できました。ここまで素晴らしいスケジューリングです(笑)。
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河北博物院は、私個人では今回3度目の訪問です。そのうち最初の1回は、まだ新しい博物館ができてないときでした。今は、その旧博物館部分が文物保護指定を受けています。
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その旧博物館側から入場して、新館の方に進んでいきます。お土産コーナー、食堂をすぎて第一展示室から見ていきます。

第一展示室は、北斉の壁画展示。
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続いて、河北の官窯展示室。邢窯、定窯、磁州窯、井陘窯の河北四大窯がわかりやすく展示されています。この辺がこの地方博物館の良さですね。良い意味でしつこい展示。
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<邢窑>
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<定窑>
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<磁州窑>
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<井陘窑>

次に、戦国中山国の展示。あの名将楽毅を輩出した国ですが、戦国時代のほんの一時期存在した国(前414〜前296年)のため、あまり知名度がなく幻の王国とも呼ばれています。狄の国とも言われており、騎馬戦に強く、中原諸国とは一線を画していましたが、同じく兵制改革で騎馬隊を組織した趙の武霊王に滅ぼされてしまいます。
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そして、漢代に存在した中山国展。別名、満城漢墓展。漢代は、秦の早急な中央集権制の失敗に鑑み、皇室の縁者を地方に封じる郡国制を敷きます。その封国された国の一つが中山国です。初代の国王であった、中山靖王劉勝は、後の劉備がその子孫を名乗ったことで有名ですが、子供だけで100人を超えていたという淫乱な王として知られています。
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1968年、その墓が満城の山中から偶然発見され、さらに金縷玉衣をまとった劉勝とその夫人の遺体が見つかりました。また、おびただしい数の陪葬品も発見され、中でも長信宮灯のようなランプ工芸品は世に有名です。
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他にも河北の石器時代から、西周燕国、趙国の文物など、これでもかと河北ならではの歴史展示が展開されます。いいですね〜。
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この時点で、ほぼ2時間経っていたのですが、最後にどうしても曲陽石刻展を見たく、ざざっと見て回ります。するとまさにこの展示室の中に驚きの文物が展示されているではないですか。
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まず、今回見た修徳寺塔から出土した仏像が展示されます。漢白玉で作られた仏像はシンプルですが魅力的です。
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やはり石刻芸術ですから、仏教美術が多いのですが、なんと今回渋滞にはまっていけなかった王処直墓から出土された壁画や墓誌銘がここに展示されてあるではないですか。逆転サヨナラの気分です。
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いやー、素晴らしい博物館でした。今回は本当に堪能しました。見学順序もわかりやすく設計されており、展示物もこの石家庄だからこその文物を十二分に陳列されていました。
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また来たい!

それでも少し余裕を持って石家庄駅に到着。お約束で待合イスのところでビールで乾杯。
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帰りも1時間半で北京西駅に無事到着。何事もなく皆生還できました。
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今回の一泊二日の石家庄・曲陽ツアーは、北京あんてぃーく倶楽部の活動としては初めての春のお泊まりツアーでしたが、季節も大変素晴らしく、見るもの全てにワクワクさせられました。参加した13名のチームワークも抜群で、色々ありましたが思い出に残る楽しいツアーでした。
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おわり。
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第42回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄・曲陽巡り)2日目C

2017/05/02 11:49
■2日目C
正定という街は、一日ぷらぷらしても街のいたるところに見所があって飽きることがないように思います。正定の最後に行く予定にしていた正定文廟の近くに、唐代の碑が残っているというので先にそちらを見学に。
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ところがちょうどその石碑自体を清掃中で、ものすごい土埃が立っています。「大唐河郡王紀功載政之頌碑」。普段は柵があって入ることができない扉が空いてたので、土煙を浴びながらも中に入っていきます。見事な石碑であることはわかりますが、如何せん次から次に降ってくる土埃でギブアップ。
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こういうお仕事する方も大変です。身体中砂だらけ。
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時間も時間なので、先に昼食をとることに。正定のソウルフードは、どうやら焼売と哈咯面ということで、その二つが食べられるお店をチョイス。
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焼売は、ワンタンに近いような焼売で、蒸しではなく茹でてます。なんとなく適当な感じですが、味はとても美味しい。どんどん箸が進みます。
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哈咯面(ハーローミエン)は、蕎麦ネタのようなものを専用の機械で寒天のように面状に絞り出して直接熱湯に落とし込んで茹で上げます。それを羊肉や白ネギ、フェンネル、棗などなどの香料で出汁をとった高湯(スープ)に入れたものになります。なるほど今まで味わったことのない風味豊かなスープです。こちらも抜群にうまい!
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お腹もこなれたところで、正定文廟を目指します。ちょうど趙雲広場のすぐ裏手にあり、趙雲広場の巨大な趙雲像を横目にたどり着きました。
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中に入ると、観光客は誰もいません。随分とだだっ広く整備された文廟は、その光景は素晴らしいのですが、なんとなくありがたみに欠ける場所でもあります。隆興寺を見た後なのでなおさら近代建築感が漂っています。
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しかし、元々は明代には文廟として整っていたようで、しかも、大成殿の建築様式は、五代の建築様式を残していると書いてあります。ちょっと信じられませんが、せっかくきたので孔子に参拝。
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それにしても気持ち良い青空です。いよいよこのツアーの最終目的地、河北博物院へ向かうため石家庄市内に戻ります。

2日目Dにつづく
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第42回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄・曲陽巡り)2日目B

2017/05/01 13:13
■2日目B
天寧寺から、いよいよ趙雲廟へ。

趙雲(?〜229年)、字は子竜、常山真定の人。言わずと知れた三国蜀の名将。その物語を語り出すと切りがないので語りませんが、趙雲の出身地である常山真定とは、まさにこの正定になります。蜀の武将ですから、お墓は今の四川省(大邑県)にあります。この正定の趙雲廟は、元々存在した廟を改修して、1996年に観光資源として新しく作られたものになります。
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ということがわかっていても、三国志ファンには大変嬉しい場所です。かくいう私も趙雲大好き!目の前に趙雲が白馬に乗った銅像が現れただけでミーハー心に火がつきます。
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早速中に入ると、正面に劉備を中心に関羽、張飛、諸葛亮、趙雲と並ぶ君臣殿があります。意味不明な感動がこみ上げてきます(笑)。中はちょっとした展示館になっていて、大邑の趙雲墓から持ってきた土などが展示されています。
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その後ろに回り込むと、順平侯殿があります。順平侯は、趙雲の死後に追賜された官職名です。中央に祀られた趙雲を若干厳かな感じでお参り。
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一応中央ラインは神道の役割を果たしているのですが、本来なら石像が置かれる場所を植木を石像や龍の形に刈り込んで配列しているのが印象的でした。よく考えましたね。
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次に、正定を代表する、いや中国を代表すると言っても過言ではない古刹・隆興寺に向かいます。前回きた時は、修繕中で見れない箇所もあったのですが、今回はほぼそれも終わっているということで、大変楽しみにやってきました。
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隆興寺。五胡十六国時代の後燕・慕容熙の龍騰苑だった場所を、隋の開皇六年(586年)に庭園内に寺院を建立し、龍蔵寺と名付けたのが始まり。唐代に、龍興寺と改められ、清代に隆興寺に改称されました。
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正面入り口に当たるのは、天王門。その対面に立派な双龍照壁(影壁)も残っています。天王門からして歴史の重みを感じますが、「勅建隆興寺」の扁額は康熙帝の御筆になるもの。
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天王門をくぐると、目の前に大覚六師殿遺址があります。もともと北宋の神宗元豊年間(1078〜1085年)に建てられた大覚六師殿があったようですが、民国時代に壊れたようです。
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そのすぐ奥が摩尼殿。これも北宋時代、皇祐四年(1052年)の創建。他の北宋期の建築物の中でも珍しい十字形に作られた大殿で、明清時期も手を加えられていますが、建築物全体の風格は北宋時のままを今に伝えています。
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内部壁面の壁画も保存状態は素晴らしいです。
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摩尼殿をくぐって北側から外に出て牌坊をくぐると、戒台を正面にその奥に慈氏閣、左手に転輪蔵閣、敷地のあちこちに石碑が林立している空間が現れます。その光景だけでも十分圧倒される威圧感を感じます。
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慈氏閣は、左右に康熙帝、乾隆帝御筆になる石碑を従えた北宋代の建築物。明代に重建したためか、解説の年代はどの建物もほとんど明代になっています。その瑠璃瓦の青空に映える光景はいつまで見てても飽きが来ません。
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転輪蔵閣は、八角形木製のお経蔵書棚です。からくり式で常に本棚が動くようになっていたのは、仏教世界の輪廻転生を表したと言われています。恐るべき宋代の科学力の高さです。今もおそらく動くとは思います。沈括の『夢渓筆談』をもう一度読んでみようと思いました。
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もう一つ、見ておきたいのは「龍蔵寺碑」です。隋の開皇六年(586年)に建てられた石碑で、「恒州刺史鄂国公為国勧造龍蔵寺碑」の文字がはっきり見えます。
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慈氏閣の裏手に回ると、大悲閣が現れます。この大悲閣が隆興寺メインの大殿です。なぜなら、この大殿の中に、高さ21mを超える銅製の千手観音像が祀られているからです。河北四宝に数えられるこの千手観音は、唐代に造られたと言われています。四十二の腕を持ち、それぞれに宝鏡や宝剣などの法器を持っています。雍和宫の仏像を想起して貰えばわかりやすい圧倒的なスケールです。
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この千手観音は、唐末の騒乱で一旦崩れ去ったようで、現存するものは北宋の初代皇帝趙匡胤によって再建されたものです。現在に至るまで、何度も修繕が行われており、人々の信仰心の篤さに感心せざるを得ません。千手観音が乗っている須弥座の彫刻も見事。
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慈氏閣の裏手には、須弥殿があり、貴重な仏像がこれでもかと配置されています。
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さらにその奥には毘盧殿があり、三層に仏が重なり合った珍しい仏像が安置されています。
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最後に、夢堂和尚経幢と唐碑を見に行きます。さらにその裏手にも、もともとの名称であった龍騰苑の名前を冠した裏庭が広がります。そこは今回はあえて見ませんでした。すでにお腹いっぱい。
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午前中だけで、随分と正定古城を満喫しました。

2日目Cにつづく
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第42回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄・曲陽巡り)2日目A

2017/04/29 10:58
■2日目A
臨済寺を後にして、一旦バスに乗り込みます。どこもかしこも工事だらけで、次の場所は普通に行けば歩いてでも行ける距離なのですが、そのあとのことも考えてそうしました。バスで10分、開元寺須弥塔に到着。
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開元寺須弥塔。東魏興和二年(540年)創建。隋代に解慧寺に改名。唐玄宗の開元年間に天下の州郡にそれぞれ一大仏教寺を建立するべしとの詔を受けて、開元二十六年(738年)開元寺に改名。現在は寺は残っていません。あるのは、須弥塔、鐘楼、そして巨大な亀の石像(贔屓という説もある)です。
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須弥塔。唐の貞観十年(636年)創建。密檐式の方塔。西安の小雁塔に似て、塔身はいたってシンプルですが、基壇の部分には四隅に力士像が配され、塔の中には仏像が設置されています。
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須弥塔と向かい合うようにある鐘楼は、唐代の建築様式を今に残す建物です。屋根部分の木組みの方法や内部の梁の構造など貴重な研究材料となっています。二階建ての楼格式になっていて二階部分に大きな鐘がかかっているはずなのですが、よく見えませんでした。
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巨大な亀の石像は、その背中にさらに巨大な石碑を乗せていたようで、現在は石碑の残欠部分、その頭部、そしてこの巨大な亀の三部分に分けて屋外展示されています。鼻の穴だけで、人の頭がすっぽり入りそうな勢いです。これだけは、2000年に府前街から工事中に発見され、開元寺に保管されたようです。
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続いて、天寧寺凌霄塔。天寧寺は、唐の威通年間(860〜874年)の創建。当時は相当な規模の寺院だったようですが、現在は、牌坊、山門、そして凌霄塔が残るのみです。ただ、現在の敷地面積の大きさから、かつての雄大さを知ることができます。
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凌霄塔は、天寧寺の創建に先立って建立されていたようです。九層八角密檐式の磚塔ですが、その屋根の木組みの見事さから木塔と呼ばれています。その部分は金代の重建。時代ごとに修築されてきましたが、1966年の地震で上部が倒壊した模様。現在のものは最近になって以前の様子を再現したもの。
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最大の特徴は、その塔の中を貫いている柱にあるようですが、そこは見ることはできません。1982年、文物局の調査によって基壇の下から地宮が発見され、仏歯、仏舎利の他、石舎利函が見つかったことにより、そこに掘られていた銘から、宋代には彗光塔と呼ばれていたことが判明しました。
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雄大で太めの塔身は、西安の大雁塔や山西応県の木塔を彷彿とさせます。
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2日目Bにつづく
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第42回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄・曲陽巡り)2日目@

2017/04/28 14:08
■2日目@

4月23日スケジュール
0800 ホテル発→正定古城
0845 正定古城 
      広恵寺(華塔)、臨済寺(澄霊塔)、開元寺(須弥塔)、
      天寧寺(凌霄塔)、隆興寺、文廟、趙雲廟、南城門
1500 河北省博物館
1726 石家庄駅発(G401:17:26-18:50)
1900 北京西駅着→解散

ホテルは、石家庄の中心地区にある石家庄華庭商務酒店。値段の割(380元)に清潔で良いホテルでした。昨晩散々飲みましたが、ホテル宿泊の際の朝食はやはり興味あり。
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夕食を食べた湖南料理の店が昼食会場になっていって、かなり豊富なビュッフェでした。コーヒーもあってうれしい。
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朝8時前にはチェックアウト。目指すは正定古城。この南北朝時代からの城壁を残す古城は、城壁で囲まれた街の中に多くの歴史的建築物をとどめていて、過去にタイムスリップしたような雰囲気の場所です。
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バスで20分も走ると、新たに修築中の城壁南門が見えてきます。現在工事中につき、南門をくぐって街中に入ることはできません。
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大回りして、南門の内側に到着。城壁の上にもあがれない(涙)。この城壁は、西側を見ると土盛りの部分があらわになっていて、外壁のレンガを積み上げて固定されたところは明代の修築になるもの。
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その南門から北に向かって伸びている道が歴史文化街。その左右に有名な寺院と塔が配置されています。
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まずは、広恵寺華塔。唐代創建ですが、現在残存しているものは金代に修築したもの。清代には乾隆帝が2度この塔に登ったという記録があります。
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すでに寺院はなく、塔のみが残っています。その形は他に類を見ないもので、古い書籍を見ると、密檐式の塔が内部にあり、その塔身の下部を囲んで八角形の袴を履いたような形になっています。現地の人の話では、その西側の扉部分だけが昔の名残を残しているようです。
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余談ですが、85元(オフシーズン65元)で通しのチケットを購入でき、隆興寺と3つの寺院はそれで回ることができます。大変お得です。そして、なぜか入場前に撮ったプレートと帰る時に撮ったプレートの写真、枠の色が違ーう(笑)。中国あるあるな貴重なタイミングでした。
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ついで、臨済寺澄霊塔。この塔自体、創建はなんと東魏の興和三年(540年)らしい。もともと違う場所にあったところ、唐代に名僧義玄が出て臨済宗を開いた際に、今の場所に移築した模様。義玄の衣鉢を納めたのがこの澄霊塔で、金代に大規模な修築があり、その後も歴代庇護されてきました。
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スッと伸びた美しい密檐式の塔で、特にその塔身の彫刻美に目を奪われます。ここは寺院も残っていて、入場料もありません。今でも地元の人を中心に信仰を集めているようで、塔の周囲をお経を唱えながら歩く人も見られました。
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日本の臨済宗の祖栄西は、12世紀にこの寺院を訪れて臨済宗を日本に伝えました。中国との国交回復以降、日本の臨済宗との仏教交流が盛んに行われているようで、日本人がよく来る寺という認識が地元の人にもあるようです。
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2日目Aにつづく
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第42回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄・曲陽巡り)1日目A

2017/04/27 11:43
■1日目A
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修徳寺塔を見学した後、午前中で定窯遺址を回る予定でしたが、スケジュールが押しに押しまくったので先に昼食。サクッと食べたかったので、私の大好き張亮麻辣烫。こんな曲陽の田舎にまで進出してたのね。

具材の品揃えや店舗の垢抜け感、サービスは北京に比べるまでもないのですが、おじさん一人で不器用ながらザクザクさばいていきます。我々も崂山ビールをガンガンやります。いつものPAC乗りです。それにしても、中国にいながらまだ麻辣烫を食べたことがない人がいたなんて、そっちの方が驚きです(笑)。
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急いでバスに乗り込み、爆睡してたら定窯遺址に到着。途中とんでもない長さの大型トラックの渋滞を見て帰りの道に一抹の不安を覚えます。ここかと思って最初に入ったレンガ色の建物は文物局で、そこからさらに空き地の方に下って行った場所に定窯博物館がありました。
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その周辺の空き地は、なんと商品にならなかった定窯の焼き物の破片を捨てる場所だったようで、どこの空き地を見ても大量の破片が無造作に落ちています。いうならばゴミ集積場。
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その博物館は、定窯の元々の制作場所の跡にそのまま蓋をかぶせたような場所です。なぜか13人で150元の入場料(団体割引か?)を払い、中に入って見ます。博物館のほぼ全ての面積をその窯跡遺址が占めていて、その周りをぐるっと一周できるようになっています。
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中には、破片がぎっしり詰まっている場所もあり、あれはひょっとすると年代物なのではと目が光ります。他にも小さな展示室があり、歴史の紹介や実物に実際に触れられるようになっています。参観所有時間は10分でOKな博物館です。
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それにしてもこういう官窯の全体像を見ることができる場所が残っているのは貴重です。
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時間の都合と文物局でのヒヤリングで開いてないことがわかったので王処直墓はスルー。田庄古墓を目指します。ところが!やはり行きがけに見た大型トラックの行列はまだ続いていて、そこから渋滞にはまってどうにもならない状態が続きます。300m先に検問があるようですが、そこから一歩も動かず2時間経過。

ようやく動き出しましたが、すでに4時を回ってしまって観光地に行っても意味なし。ということで、直接石家庄を目指します。高速に乗ってドライブインでようやく一休みし、バスに乗ってふと目がさめると石家庄の目の前でまたもや渋滞。ようやくホテルにたどり着いたのは19時。くたくたです。
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もうゆったりしたかったのと、クーポン券をもらったので、ホテルの5階にあった湖南料理の店にて夕食。意外にもと言っては失礼ですが、安くて美味くてしこたま食べて飲んで盛り上がりました。
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夕食後は、PAC一泊旅行恒例のホテル部屋飲み会。お約束80年代アイドル話(分科会あり)からなぜか自分の携帯に入っている楽曲自慢大会に発展。未劣化アサヒスーパードライをしこたま飲みまくって夜は更けていくのでした〜。
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第42回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄・曲陽巡り) 1日目@

2017/04/26 18:37
4月度の北京あんてぃーく倶楽部の活動報告になります。

今月は、PAC始まって以来の4月の一泊二日ツアーを敢行しました。目的地は、曲陽と正定古城。正定古城は、2014年4月以来ということで、3年ぶりの訪問になりました。今回巡ったところは、一箇所一箇所がかなり素晴らしく、写真もたくさん撮りましたので、少し小分けにしてブログをお届けしたいと思います。



■1日目@
4月22日(土)スケジュール

0721 北京西駅発(G601:7:21-8:24)
0830 定州東駅着→曲陽へバス移動
1000 北岳廟
1045 修徳寺塔
1130 定窯遺址
1230 昼食
1400 王処直墓
1600 田庄古墓
1830 石家庄着→ホテルへ
1930 食事



晴天に恵まれた22日。朝6時前から微信コミュニティでの連絡が鳴り止みません。一応信用していますが、集合場所が西駅と遠いため頻繁に連絡を取りながら無事に全員集合。これで仕事の半分終わったようなものです(笑)。
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7時21分の新幹線に乗り込みます。最初の目的地定州東駅までは1時間で到着。本当に便利です。駅にはすでにお迎えのチャーターバスが待っていました。順調です。ここから曲陽県に向かいます。曲陽県は石の町、正確にいえば石刻の町。歴史的にも長らくその任を担っていた町であります。バスで通る道すがらも露天の石刻芸術広場のようなものが広大なスペースで見られました。
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バスに揺られること1時間半。曲陽の繁華街を通り抜けたその場所に北岳廟はありました。目の前にパッと開けたその場所は、美しい緑に恵まれ、そこになんとも言えない歴史的な雰囲気が漂っています。
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北岳廟。創建は北魏にまで遡れる古刹。北岳恒山を祀る場所として歴代王朝を通じて庇護されきました。
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現在、廟の外も整備された公園になっていて、市民の憩いの場になっています。廟の入場料は40元と高めですが、最初の朝嶽門を見ただけでもそれ以上の価値を感じます。ワクワクしながらいざ入場。
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目の前に鎮座するのが御香亭。別名更衣亭と言われるのは、ここが歴代皇帝が参拝の際に衣服を着替え、香を焚いて沐浴した場所だったから。明代建築ですが、文革の際にかなり被害にあって重建された模様。木組みの様子など明代の様式を伝えます。左手に博物館がありますが、それは後回しにしてまずは中央ラインを攻めます。
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歴代北岳廟の様子を彫った石碑図が埋め込まれた凌霄門から、三山門に至ります。共に明代建築。門の周辺には宋、元、明代石碑が林立しており、特に元碑「大元朝列大夫騎都尉弘農伯楊公神道碑銘」は、元代最高の書法家趙孟頫の手になるもの。
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芝生の緑が一面に広がる気持ちの良い空間に、飛石殿遺址があり、その奥に元代建築の様式を残す徳寧之殿が現れてきました。すごい景観です。
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飛石殿は、曲陽の伝説によると舜の時代(紀元前2000年くらい?)と唐の時代に隕石の落石があったようで、ここに大殿を建てたようですが、清末に消失し、現在はその基壇のみが残されています。
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そして、徳寧之殿。その外観からして荘厳かつ優雅な元代の創建になる建築物。内側の左右両壁には美しい壁画が描かれていて、元代画家が唐の呉道子の風格を模して描かれたと言われています。
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法海寺で明代ですから「本物は辺鄙な場所に残る」と言った孔子の言葉が身にしみます。
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次いで、北岳廟の両サイドに林立する石碑を細かくチェック。三国魏から清代までとんでもない数の石碑です。「大元封加北岳手詔」碑には、なんとパスパ文字が見えます。
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洪武碑楼の中には、明の洪武帝時代に諸々の呼称を改める旨を記した立派な石碑があり、その隣には「魏故侍中散騎常侍定州刺史司空邸氏之碑」があり、欠字はかなりあるものの漢魏の風骨と謳われる力強い字がはっきり見られます。
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予想以上に素晴らしい場所すぎて、予定していた時間を大幅に過ぎてしまいましたが、最後の博物館もじっくり見学。こちらは動物や仏像の石刻が陳列されいます。唐代石刻である灯篭は身柱部分に龍が巻きついている見事なものです。
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北岳廟だけで、間違いなく午前中いっぱい時間を使えましたね。

後ろ髪を引かれる思いで、北岳廟の対面の路地裏に立つ修徳寺塔に向かいます。
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修徳寺塔。宋代創建。八角七層の密檐式塔。1953年になって、この塔の基壇下部分から北魏から唐に及ぶ漢白玉でできた44体の仏像が出土しました。こちらは一部河北博物院で展示されています。
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周辺は普通に畑で、見学していると犬に吠えられ、畑仕事のおばちゃんにジロジロ見られます。それにしても二層目がやたら長く、そこに仏衾が110個刻まれています。あまり見たことがないタイプですが、上部のシンプルさと下部の彫刻美が遼代の建築に繋がる流れのようにも見えて面白いです。
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一日目Aに続く。
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2015/07/07 13:35
第20回北京あんてぃ−く倶楽部・活動報告(潭柘寺見学)
第20回北京あんてぃ−く倶楽部・活動報告(潭柘寺見学) 5月31日に開催された今回の北京あんてぃーく倶楽部は、仕事も諸々あってしかも参加人数が26名と過去最高人数で、バスのサイズを何回か変更したりなど準備段階からかなりアップアップでした。 ...続きを見る

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2015/06/02 08:14
5/2(土)北京あんてぃーく倶楽部オフ会活動報告(北京市南部散策)
5/2(土)北京あんてぃーく倶楽部オフ会活動報告(北京市南部散策) 連休中の5/2に北京あんてぃーく倶楽部オフ会を開催しました。連休に入る2日前にアナウンスしたので、5名くらいかなと思っていたのですが、蓋を開けてみると10名が参加。中には、連休中に家族が日本から来ていたので、家族連れでというかたもおり、にぎやかな散策となりました。 ...続きを見る

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2015/05/10 08:32
第19回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(4月度・銀山塔林見学)
第19回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(4月度・銀山塔林見学) 4月度の北京あんてぃーく倶楽部の活動は、過去最高の参加人数17名!うち8名が初参加という顔ぶれになりました。ぜいぜひ北京の歴史的遺物の素晴らしさを感じてもらおうと、最高のカードを用意しました。 ...続きを見る

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2015/05/03 08:46
【北京日本人会セミナー】3/19(木)北京あんてぃーく倶楽部活動レポート2015
【北京日本人会セミナー】3/19(木)北京あんてぃーく倶楽部活動レポート2015 3月19日(木)に、北京日本人会に招かれまして、北京あんてぃーく倶楽部の活動内容を講演してきました。 ...続きを見る

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2015/04/28 18:57
第18回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(雲居寺見学)
第18回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(雲居寺見学) 3月15日(日)、ついにこの日が来ました。北京郊外の見所の中でも「見所中の見所」と密かに思いつつ早数年が経ってしまった憧れの場所へ北京あんてぃーく倶楽部のメンバーと行くことになりました。 ...続きを見る

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2015/04/24 10:45
第17回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(1/2月度・昌平区博物館見学)
2月の中旬から春節休みということで、1月2月は合併しての北京あんてぃーく倶楽部開催となりました。晴天暖冬の続く北京ですが、とはいえ北京の冬を甘く見ないようにして、室内での活動を中心に予定を組みました。10名の参加者を集めて、8時には建外SOHOを出発!今回のスケジュールは以下。 ...続きを見る

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2015/02/18 08:00
第16回北京あんてぃーく倶楽部&胡同会活動報告(12月度・清西陵)
12月度の北京あんてぃーく倶楽部の活動は、北京でも歴史ある文化系コミュニティ「胡同会」とのコラボ企画として、「清西陵」に行ってきました。原田名誉会長とあんてぃーく倶楽部の活動内容を検討していたとき、「毎年12月の最も極寒のときに、誰も来ないであろう清西陵に行って、回音壁で遊ぶ」という方針を決めていたので、その活動に胡同会の皆さんにもジョインしてもらいました。 ...続きを見る

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2015/01/02 10:31
第15回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(11月度、朝陽区・潘家園めぐり)
11月の北京あんてぃーく倶楽部は、基本の「き」の字、北京でアンティークと言えばここ!という「潘家園旧貨市場」を起点に、歴史的文物が少ないというイメージのある朝陽区をまわるコースでした。 ...続きを見る

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2015/01/02 08:41
牛街散策のおまけ
いやー、牛街のあたりってこんなに魅力的な街だということに、北京あんてぃーく倶楽部の10月度活動で初めて知りました。やっぱ「北京あんてぃーく倶楽部」っていいね(笑)! ...続きを見る

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2014/10/26 09:46
第14回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(10月度・牛街散策)
10月19日(日)朝8時半、7名の参加者が長椿街駅に集合して、いよいよ10月の北京あんてぃーく倶楽部スタート。本日は、「歩き回るあんてぃーく倶楽部」と最初から公言していたので、皆さん覚悟を決めていざ出発。 ...続きを見る

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2014/10/19 18:15
第4回北京あんてぃーく倶楽部(メモリアル会合・肥沼顧問を囲む会)
イマイチ記憶が確かではないのですが、第1回目の北京あんてぃーく倶楽部は原田名誉会長と私の2名だけ、第2回が古陶博物館見学、第3回が北京大学サクラー記念館見学ですから、この肥沼顧問を囲んでのメモリアルな会合は第4回の写真ではないかと思うのですが。。。 ...続きを見る

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2014/10/02 08:52
第13回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(9月度・房山区巡り)
9月27日(土)国慶節前の間隙休暇を利用して、9月度の北京アンティーク倶楽部を開催しました。今回は、北京の南郊に位置する房山区に点在する古跡を巡るツアーを企画。当初の予定は、以下のとおりだったのですが、探し出せない場所もあり若干の行き先変更が。。。 ...続きを見る

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2014/09/27 18:52
第12回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(中国国家博物館見学)
「夏の終わりのハーモニー」が聞こえる、8月末日、5名の参加者とともに、天安門広場東側に位置する、中国国家博物館見学に行ってきました。8月も15日を過ぎると随分と涼しくなってくる北京とは言え、「秋老虎(残暑)」厳しい一日だったので、全館冷房完備の博物館見学は当たりでしたね。 ...続きを見る

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2014/09/27 17:03
第11回北京あんてぃーく倶楽部活動報告 (真夏のサバイバル観光)西山八大処と宦官ゆかりのお寺巡り
朝早く0715~に永安里を出発して若干渋滞はあったものの、0830~には到着し、観光始めたのに、いやー暑かったですね。 特に西山八大処は参拝客も多く、びっくりしました。 ...続きを見る

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2014/07/29 22:18
北京中国会(チャイナクラブ)での昼食会 と首都博物館見学 第10回北京あんてぃーく倶楽部 活動報告
今回は活動の第10回を記念して、北京中国会(北京チャイナクラブ)での昼食会をメインとし、さらに 首都博物館の見学を行いました。 ...続きを見る

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2014/06/29 01:20
北京あんてぃーく倶楽部 オフ会 (6月2日開催) 海定区北部の散策
先日の端午節の期間中、北京滞在中の北京あんてぃーく倶楽部会員と 北京市西部海定区の北部を散策しました。 先週まで北京は40度を超える暑さが続いていましたのでどうなることかと思いましたが、 前日夕立が降ったこともあり、気温が下がり、曇りがちではありましたが、快適な散策となりました。 また、車で一時間くらい郊外に出ただけなのに緑も多く、空気も新鮮な感じがしました。 ...続きを見る

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2014/06/04 23:26
第九回北京あんてぃーく倶楽部活動報告 (豊台区の金代の遺跡を中心に散策します)
5月18日第九回北京あんてぃーく倶楽部の活動しましたので報告します。 ...続きを見る

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2014/05/20 21:23
第八回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄日帰り旅行 正定古城、河北省博物館見学) その5
6) 河北省博物館 ...続きを見る

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2014/04/23 20:26
第八回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄への日帰り旅行 正定古城 河北省博物館見学) その4
5) 隆興寺 ...続きを見る

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2014/04/23 09:47
第八回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄日帰り旅行 す正定古城 河北博物館見学) その3
3) 開元寺 須弥塔 ...続きを見る

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2014/04/22 23:01
第八回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄への日帰り旅行 正定古城、河北博物館見学} その2
1) 広恵寺華塔 唐代の建設と言われ、現在の華塔は金代大定年間に修復されている。 ...続きを見る

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2014/04/22 09:10
第八回北京あんてぃーく倶楽部活動報告(石家庄への日帰り旅行、正定古城及び河北省博物館の見学)
以前より行きたかった、石家庄への旅行が実現しました。北京より新幹線でわずか一時間半の場所に びっくりするような遺跡群が有りました。 ...続きを見る

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2014/04/21 22:57
第7回活動報告
【テーマ】 骨董家具を楽しもう!! ...続きを見る

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2014/03/03 06:47
第1〜6回活動概要
詳細については、別途更新予定です。 ...続きを見る

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2014/01/21 22:47
第6回活動報告
【活動内容】 中国国家博物館見学、華威橋古玩城散策 ...続きを見る

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2014/01/19 22:02

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